名護市でも80代女性が被害 役所職員かたり160万円だまし取る 名護署 沖縄

AI要約

名護署は13日、80代女性から160万円をだまし取る預貯金詐欺が発生したことを発表した。

女性宅に役所や金融機関の職員をかたる者が連絡し、キャッシュカードをだまし取って現金を引き出したという。

一連の詐欺事件が発生しているため、市民に詐欺に注意するよう呼びかけている。

名護市でも80代女性が被害 役所職員かたり160万円だまし取る 名護署 沖縄

 名護署は13日、役所や金融機関の職員をかたり、保険料の払い戻しがあると偽り同市の80代女性からキャッシュカードをだまし取り、160万円を引き出す預貯金詐欺が発生したと発表した。

 署によると11日、女性の自宅の固定電話に役所職員をかたる者から「保険料の払い戻しがある。手続きのためキャッシュカードと通帳を準備してください。これから取りに向かう」と連絡があり、住所などの個人情報なども聞かれたという。

 その後、金融機関の職員をかたる男が女性の自宅に訪れ、暗証番号を聞きキャッシュカードを受け取ったという。女性から相談を受けた金融機関が名護署に通報した。

 署は「役所や銀行の職員がキャッシュカードの暗証番号を聞くことは絶対にない。必ず詐欺を疑ってほしい。保険料や年金を返還すると電話があった際は、すぐに家族や友人、警察に相談して」と呼び掛けている。

 11日には今帰仁村内に住む70~80代の男女に過払い金の返還を名目に、通帳やカードを預かろうとする特殊詐欺の未遂事案が7件発生していた。