部活の地域移行推進へ 沖縄県教委が”ブカサポ”と連携協定締結

AI要約

県教育委員会と民間企業が連携し、部活動の指導を地域団体に委ねる「地域移行」を推進する取り組みが始まった。

スポーツ庁が働き方改革を促進する為、部活動の指導における環境整備を進め、県教育委員会は「ブカツ・サポート・コンソーシアム」と連携協定を締結した。

協定は全国初の取り組みで、ブカサポは自治体に地域移行の計画策定や指導員の配置、財源確保などの支援を行う。

部活の地域移行推進へ 沖縄県教委が”ブカサポ”と連携協定締結

部活動の指導を地域の団体などに委ねる「地域移行」の推進に向け県教育委員会と民間企業が連携協定を結びました。

部活動の指導を巡っては教職員の負担軽減や働き方改革に向けスポーツ庁が地域移行に向けた環境整備を進めています。

これを受け県教育委員会はスポーツデータバンクなど3社が設立した「ブカツ・サポート・コンソーシアム」通称「ブカサポ」と連携協定を結びました。

こうした協定の締結は全国で初めてでブカサポは地域移行の計画策定や指導員の配置、財源の確保などについて自治体を支援します。

▽三井住友海上火災保険株式会社 千葉岳央常務:

「本連携が、子どもたちが心身共に成長を実現できる環境の整備、そして運動部活動を中心とした地域スポーツ振興の一助となれば(いい)」

先行して地域移行に取り組む宜野湾市やうるま市など6つの自治体に加え他の自治体からの相談にも対応していくということです。