鹿児島県 知名町合同金婚式 夫婦で歩んだ50年 これからも人生楽しく

AI要約

沖永良部の知名町で行われた第42回知名町合同金婚式には、50周年を迎えた11組の夫婦が出席し、新たな1ページを刻んだ。

町主催の合同金婚式は1983年から続き、今年度は対象夫婦12組が祝福され、これまでに994組を迎えた。

今井町長のエスコートのもと、金婚夫婦が入場し、参加者は緊張した表情で金婚の杯を交わした後、笑顔になった。

鹿児島県 知名町合同金婚式 夫婦で歩んだ50年 これからも人生楽しく

 【沖永良部】第42回知名町合同金婚式が13日、同町フローラル館であった。結婚から50年を迎えた夫婦11組が出席。家族らに祝福されながら、2人の歴史に新たな1ページを刻んだ。

 町主催の合同金婚式は1983年に始まり、今年度の対象夫婦12組を加え、これまでに994組を祝ってきた。

 今井力夫町長がエスコートし、金婚夫婦が入場。あいさつした今井町長は「50年という夫婦の長い歴史の中には、われわれには計り知れないドラマがあったと思う。これからも2人の時間を大切にしながら人生を楽しんでほしい」と述べた。

 夫婦らは、緊張した表情で金婚の杯を交わすと、顔を見合わせて笑顔になっていた。

 出席した清原紘一さん(81)は「私は外に出て仕事をして、妻が家のことを全部やりくりしれくれた。長生きできているのは妻のおかげ」。妻のつる江さん(75)は「お酒好きな夫だったので大変な思いばかりしてきたが、辛抱したおかげでこうやって金婚式を迎えることができた」と語った。