不審者を確保!JR防府駅で訓練
防府駅でのJRと警察の訓練が行われ、刃物を持った男が女性を脅す想定で訓練が行われた。
駅員が異変を察知し、迅速に110番通報し、警察が到着して男を取り押さえた。
警察とJRは様々な事態を想定し、訓練を積んで被害を最小限に食い止める取り組みを重要視している。
駅の構内に不審者がいる想定です。
防府駅でJRと警察の訓練が行われました。
「やっちゃるけえの!おまえ!おい!!」
訓練はホームの待合室で刃物を持った男が女性を脅している想定で行われました。
異変に気付いた駅員はすぐに110番通報。
スマートフォンで撮影しながら、現場の状況を警察に伝えます。
そして、通報から2分ほどで警察官が到着し、複数人で挟み撃ちして男を追いこみます。
さすまたなどを使って取り押さえました。
防府警察署 吉岡心次地域課長
「どんな事件が起きているのか。必要な情報を入手することが大切。
いかに被害を最小限に食い止め、犯人を確保するかが今後も大きな課題」
県内では去年7月、新幹線で無差別殺人を企てて、刃物を持っていた男が逮捕された事件も起きています。
警察とJRではあらゆる事態を想定しながら、訓練していきたいとしています。