「現金を消火器の箱の中にいれて」 80代女性が孫をかたる男に現金60万円などをだまし取られる 静岡・富士宮市

AI要約

静岡県富士宮市での詐欺事件。80代女性が孫を騙る男に60万円とキャッシュカードをだまし取られる。

男は孫を名乗り、電話で現金が不足していると偽り、女性に指示を出す。

女性が夜に実際の孫に確認し、警察に被害届を提出。

「現金を消火器の箱の中にいれて」 80代女性が孫をかたる男に現金60万円などをだまし取られる 静岡・富士宮市

 12日、静岡県富士宮市で、80代女性が孫を騙る男に現金60万円とキャッシュカードをだまし取られる詐欺事件がありました。

 警察によりますと、12日午前9時45分頃、静岡県富士宮市の80代女性の家に、孫を名乗る男から「買い物をしたが代金が高く用意したお金では足りない」などと電話がありました。

 男は「コロナにかかっているので直接会わないほうがいい」などと話し、外壁に置かれていた消火器の箱の中に、現金60万円とキャッッシュカード2枚を入れるよう女性に指示しました。その後、現金とキャッシュカードは何者かにもちさられ、午後2時半ころ女性宅に現金等を受け取った旨の電話があったということです。

 夜になって女性が孫に確認したところ、騙されたことに気づき警察に届けました。

 警察は「『現金やキャッシュカードを渡して』との文言は詐欺」「面接を避ける金銭授受の要求は詐欺」と呼び掛けています。