「吉本新喜劇総選挙」すっちー座長を押さえ1位に輝いたのは!?

AI要約

アキ座長を含む上位3人が3連覇を果たす「吉本新喜劇総選挙2024」の結果が発表された。

清水けんじリーダーが注目される中、吉田裕座長は敗北を認めた。

30歳以下の若手メンバーも活躍し、30人による「吉本新喜劇まつり2024」が予定されている。

「吉本新喜劇総選挙」すっちー座長を押さえ1位に輝いたのは!?

 1カ月にわたりファン投票を受け付けた「吉本新喜劇総選挙2024」はスタート以来の3連覇を果たしたアキ座長(55)をはじめ、上位3人は中間発表通りの2位すっちー座長(52)、3位山田花子(49)で確定。4、5位も中間発表順位が入れ替わっただけで〝65周年新喜劇の顔〟に指名された島田珠代(54)と、酒井藍座長(38)が占めた。

 最も注目された吉田裕座長(45)と清水けんじリーダー(49)の座長の座をかけた順位争いは、中間発表で吉田10位、清水6位と挑戦者の淸水がリード。最終発表でも6位だった淸水に対し、吉田は順位を8位まで上げたものの敗北。吉田は神妙に「負けは負け。後の措置は会社(吉本興業)にすべてお任せします」と白旗を揚げた。

 10位以内には、男性では昨年2位に大躍進した千葉公平(48)が座員の鮫島幸恵の妊娠と結婚発表で女性ファンの嘆きを誘い9位に大幅後退。女性ではベスト10常連の〝八頭身マドンナ〟小寺真理(33)が順当7位、逆に美女ながらトド体形で笑いを呼ぶ五十嵐サキ(50)が3年間で1つずつ順位を上げ初の10位に入った。

 注目されたのは30歳以下11人で組織する〝秘蔵っ子〟で初入選した17位・小林ゆう(24)=昨年28位、21位・咲方響(24)=同32位、27位・住吉大和(24)=同33位=のトリオ。リーダーの松浦景子(30)は3年前の初年度に20位入選して以降出場辞退し、このほど東京移籍を発表しただけに、この3人が次期リーダーを争うことになりそう。自身は11位に終わった間寛平GM(75)は「3人とも初入選でうれしいと思うが2ケタ順位で満足してはダメ。まだまだ上があるんだから」とあえて祝福の言葉を用いず期待の大きさを示した。

 またネタバトル上位常連のコントユニット〝人間ごっこ〟の佐藤太一郎(46)が前年20位から12位へ順位を上げて3年連続入選、相方の小西武蔵(43)は昨年選外36位から初の入選24位へと躍進。2人は『次世代新喜劇』として大小の劇場を満員にし続けており、小西は「まだ満足していない。回りが褒めざるを得ないぐらいやって存在を認めてもらう」と張り切っている。

 今年選出された29位までの座員と、抽選で選ばれた順位発表会場ファンから指名された滝見信行(43)を加えた30人による「吉本新喜劇まつり2024~選ばれし30名の座員たち」は10月18日夜に大阪・なんばグランド花月で上演される。

(畑山博史)