5クラス以下の中学校を統廃合に? 少子化の影響 大阪市
大阪市の中学校の統廃合基準が条例で定められる方針が固まった。
専門家らは3学年あわせて5クラス以下の学校を再編の対象とするよう提言している。
配置の適正化を進めるための議論が今後も進められる見通し。
5クラス以下の中学校が、統廃合の対象になるかもしれません。
大阪市の横山市長や教育長が出席して開かれた総合教育会議で、市立中学校を統廃合する際の基準を条例で定める方針が固まりました。
市では、2020年に小学校の再編ルールを全国で初めて条例で定め、運用してきましたが、少子化の影響を踏まえ、中学校についても検討を続けてきました。
横山市長「クラス替えができないような学校が増加している現状を踏まえますと、中学校についても配置の適正化を進めていかなければいけない時期が来ていると考えております」
専門家らによる審議会は、「3学年あわせて5クラス以下の学校」などを再編の対象とするよう提言していて、今後、この案に基づき議論が進められる見通しです。