全アドレスが閲覧可能状態に、市がふるさと大使へのメール一斉送信でミス【宇部】
宇部市は9日、宇部ふるさと大使宛てに一斉送信したメールが、受信者全員のメールアドレスを見ることのできる状態で送信された事案があったことを発表。
市は再発防止策として、大量メール一斉送信管理機能の活用や個人情報の取り扱いについての職員の意識向上に努めることを決定。
古林学総合政策部長は、「再発を防止し、信頼回復に努めていく」とコメントを出した。
宇部市は9日、宇部ふるさと大使宛てに一斉送信した「ふるさと通信」のメールが、受信者全員のメールアドレスを見ることのできる状態で送信した事案があったと発表した。
メールの送信日は6日で、担当の移住定住推進課職員が、本来は送信先が分からないように、宛先を「Bcc」に設定すべきところを、「To」に入力して送信。受信者190人全員のメールアドレスと名前が閲覧できる状態になった。すぐに全員におわびし、削除を依頼するメールを送ったという。市によると、9日時点で、この件への問い合わせはない。
市は再発防止策として、一斉送信については、手動ミスによる誤送信防止のため「大量メール一斉送信管理機能」を活用する。個人情報の取り扱いについては職員の意識向上に努め、人的ミス防止のためのシステム構築、導入の検討を進めていく。
古林学総合政策部長は「再発を防止し、信頼回復に努めていく」とコメントを出した。