道頓堀のくいだおれビルが来春リニューアル 公式SNSも開設

AI要約

商業施設「中座くいだおれビル」が来春、全館リニューアルする。道頓堀五座の一つである中座跡にオープンし、2009年に「中座くいだおれビル」として生まれ変わった。現在は野村不動産が所有し、くいだおれ太郎が観光客に親しまれる。

リニューアルを目指し、改装工事を開始。SNSアカウントも開設し、食の充実やエンターテインメント、地域コミュニティ活性化を図る。道頓堀の魅力を高めるエンターテインメント空間を目指す。

道頓堀のくいだおれビルが来春リニューアル 公式SNSも開設

 商業施設「中座くいだおれビル」(大阪市中央区道頓堀1)が来春、全館リニューアルする。(なんば経済新聞)

 同ビルは、もともと道頓堀五座の一つである中座跡に「セラヴィスクエア中座」として2004(平成16)年にオープンし、2009(平成21)年に「中座くいだおれビル」に生まれ変わった。現在は「野村不動産マスターファンド投資法人」(東京都新宿区)が所有し、「野村不動産コマース」(同)が運営する。入り口で客を出迎える「くいだおれ太郎」が有名で、フォトスポットとして観光客に親しまれてる。

 施設は来春のリニューアルを目指し、今年6月から改装工事を開始。9月からインスタグラムやX(旧ツイッター)などのSNSアカウントも開設された。野村不動産コマースの松藤由美さんは「食の充実はもちろん、大阪らしいエンターテインメントを提供するフロアや地域コミュニティ活性化を図る店舗を配置し、道頓堀の魅力の核となる『情緒・体験価値を高めるエンターテインメント空間』をつくりたい」と話す。