休館の内子座で片付けイベント 町民や大学生ら40人が汗(愛媛)

AI要約

国重要文化財の内子座で保存修理工事の準備が始まり、町民や大学生が参加する片付けイベントが開催された。

椅子や備品の搬出や掃除に約40人が参加し、内子座の魅力を再認識しながら活動を行った。

地域活性化を目指すアートベンチャーエヒメの活動主体であるひめラーが中心となり、椅子や備品の移動作業に取り組んだ。

休館の内子座で片付けイベント 町民や大学生ら40人が汗(愛媛)

 耐震補強など約4年間の保存修理工事の準備に入った国重要文化財の芝居小屋・内子座(愛媛県内子町内子)で7日、町民や大学生らが参加する片付けイベント「内子座かたづけタイ」があった。升席の椅子など備品の搬出や掃除に約40人が汗を流した。

 休館中も内子座の魅力に触れ親しんでもらおうと町が初めて開いた。募集に応じた町民や愛媛大生、県と東京芸大が連携しアートで地域活性化を目指す「アートベンチャーエヒメ」で活動主体となる「ひめラー」が活動。グループに分かれて椅子を町内の保管場所へ運んだり、座布団を整理したりした。冬に暖を取る火鉢や、案内看板などの備品も次々に搬出した。