小泉進次郎氏 tvk単独インタビューで思い語る 河野氏「政治の先輩」 菅氏「暖かい」 父・純一郎氏「父がいなかったら」
小泉進次郎氏が出馬会見後にtvkキャスターとのインタビューで、自民党改革や河野太郎氏との対立、菅義偉前総理の支援、北朝鮮拉致問題への取り組み、そして父親との関係について語った。
小泉進次郎氏は15年間政治家活動を続けてきた三浦半島出身で、古い自民党の改革を目指し、河野太郎氏との競争を戦友として捉えている。
北朝鮮の拉致問題解決や父親の存在についても言及し、親や祖父曾祖父を超えるという意識は持たず、国民の信頼のもとに政治を続けたいと語った。
出馬会見直後の小泉進次郎氏に、同じ横須賀出身のtvk二本木キャスターが単独インタビューしました。
小泉氏「横須賀なんですね?」
二本木キャスター「そうなんです」
小泉氏「どこ?」
二本木「浦賀です」
小泉氏「いつもママの広場で演説していますよ」
地元・三浦半島から政治家人生をスタートさせて15年。
小泉進次郎氏から見た自民党とは。
二本木
「私が一番印象的だったのが、古い自民党を変えたいという言葉。 党内に見える違和感を何か感じていましたか?」
小泉氏
「時代の変化・世の中の変化に追い付けないにも関わらず、そこに進もうとすると既得権益の壁に阻まれて、業界に阻まれて、これ以上できないと一歩一歩になってしまう。 長年続いてきた自民党の政策と、今までの政治の相場観の中でのスピード。 これを抜本的に変えるには、自分が総理になる以外できない、そう思った」
今回の総裁選、神奈川県内議員同士、初の直接対決もー。
前回の総裁選では連携し、今回はライバルとなる河野太郎氏については。
小泉氏
「河野さんは政治の先輩ですし、今までも改革志向は同じ方向性を持っている。他の候補者と敵ではなく戦友みたいな感覚も同時に持ちながら競い合っていきたい」
一方、今回、菅義偉前総理が全面支援することが明らかになりました。
小泉氏
「あまり多くを語らない方ですけど、暖かさは伝わってきて、今でも支えていただいていることに心から感謝」
また、会見では北朝鮮の拉致問題解決にも言及。
日朝首脳会談は父・純一郎氏が総理の時に行って以来、未だ実現していません。
小泉氏
「とくに私は北朝鮮のトップと同世代。そして父親同士が日朝首脳会談で向き合ったという歴史がある。同世代のトップ同士、胸襟を開いて向き合う場を模索していきたい。 ご家族も含めて残された時間はそうないのでしっかりと向き合っていきたい」
総裁を目指すいま、元総理としても意識する父親の存在とはー。
小泉氏「父がいなかったら、このステージに立っていることはないと思います。 いつまでも親にはかないませんが、親や祖父曾祖父を超えるという意識は全くありません。 自分の心の向くように、そして国民のみなさんが何を求めているかということとしっかりと向き合って、国民の信頼のもとに政治を続けていきたい」