【共謀】ＦＸ口座を不正開設したとして書類送検された男性２人…ロシア在住の北朝鮮ＩＴ労働者が関与か(静岡県警)
AI要約
北朝鮮のIT労働者が関与したFX口座不正開設事件で2人が書類送検されたことが判明。
2人は北朝鮮組織と共謀し自動売買システムを隠して口座を開設、巨額の利益を得た疑い。
事件の全容解明と取り締まり強化が進められることが静岡県警から明らかにされた。
FXの口座を不正に開設したとして書類送検された男性2人に北朝鮮のIT労働者が関与していたとみられることが判明しました。
私電磁的記録不正作出の疑いで書類送検されたのは、住居・職業不詳の51歳の男性ら2人です。
警察によりますと、2人はロシア在住の北朝鮮IT労働者とみられる組織と共謀し、2021年1月下旬、証券会社が約款で禁止している「自動売買システム」を利用することを隠し、不正に口座を開設した疑いです。
静岡県警によりますと、北朝鮮のIT労働者は外貨獲得工作を目的として「自動売買システム」を開発。51歳の男性が16人を勧誘しFX口座を開設させ、計1700万円の利益を得たとみられます。
県警は北朝鮮が様々な手段で外貨獲得を図っていたとみて事件の全容解明を進め取り締まりを強化する方針です。
