使用禁止の「自動売買システム」使いFX取引か 不正に口座開設の疑いで男性2人を書類送検=静岡県警
静岡県警が自動売買システムを使ったFX取引の不正を捜査し、男性2人を書類送検した。
男性2人は不正に口座を開設し、証券会社のデータベースに登録させた疑いが浮上。
警察は被疑者の収益の使途など、事件の実態解明に注力する方針。
使用が禁止されている「自動売買システム」を使ってFX取引をすることを隠し、不正に口座を開設し、証券会社のデータベースに登録させたとして、静岡県警は9月6日、男性2人を書類送検しました。
私電磁的記録不正作出の疑いで書類送検されたのは、住所・職業不詳の男性(51)と神奈川県横浜市緑区に住む会社役員の男性(35)です。
警察によりますと、男性2人は2021年1月、氏名不詳者と共謀して、証券会社の約款で使用が禁止されている「自動売買システム」を使ってFX取引をすることを隠し、不正に口座を開設し、証券会社のデータベースに登録させた疑いがもたれています。
静岡県警はFX取引を通じて得た収益を何に使ったのかなど、実態解明を進める方針です。