北陸新幹線開業から5か月 関東圏 信越からの観光客が大幅に増加

AI要約

北陸新幹線開業後5か月余りで福井県内の観光客が大幅に増加しており、関東や信越からの訪問者も急増している。

関東圏からの訪問者は42.2%増加し、信越地域からの訪問者は76.5%も増加した。さらに関西圏も24.2%の増加があった。

敦賀赤レンガ倉庫や永平寺などの観光地も前年比で大幅に入込客が増え、開業効果が店舗や宿泊施設にも波及している。

北陸新幹線開業から5か月 関東圏 信越からの観光客が大幅に増加

北陸新幹線開業後5か月あまり、福井県内の駅周辺では関東や信越から訪れる観光客らが大きく増えたことがわかり、開業効果は持続しているようです。

これは福井県が開業日の3月16日からお盆の8月15日までの5か月間に、芦原温泉駅・福井駅・敦賀駅周辺を訪れた人の数を、前の年の同じ期間と比べたもので、携帯電話会社のビッグデータを用いて算出しました。

それによりますと、関東圏から訪れた人が42.2パーセント増加したほか、信越(新潟・長野)から訪れた人が76.5パーセントと大幅に増えました。関西圏は24.2パーセントの増加でした。

一方、観光地の入込客を前年と比べたところ、敦賀赤レンガ倉庫が49パーセント増えたほか、永平寺が29パーセント増えました。

このほか開業効果について県では、駅周辺で店舗の開設が増えているほか、宿泊施設の開業やリノベーションが加速しているとしています。