深まる秋に楽しみたい…北海道池田町では十勝ワインの仕込み開始 北海道大学には北海道産ワインを試飲できる新施設オープン
北海道十勝地方の池田町での十勝ワインの仕込みが始まり、ブドウの生育が順調で過去最も早い仕込みとなった。
札幌市には北海道ワイン教育研究センターがオープンし、道産ワインの試飲が可能となった。
センターでは北海道産ワインを楽しめるように12種類以上のワインが提供され、毎週4日間開放される。
北海道内有数のワインの産地、北海道十勝地方の池田町で十勝ワインの仕込みが6日から始まりました。
一方、札幌市では、そのワインを味わえる穴場ともいえる施設がオープンです。
池田町のワイン城では仕込み初日の6日、町内で栽培された「清見」2.8トンが運び込まれました。
天候に恵まれたため、ブドウの生育は順調で、過去最も早い仕込みの開始となりました。
池田町ブドウ・ブドウ酒研究所 関翔二 係長
「とれ始めにしては十分いい出来。これから糖度が上がって(さらに)よくなることを期待している」
今年は約430トンのブドウを使ってワインを仕込む予定で、早いものでは11月ごろから店頭に並ぶということです。
一方、札幌市では…。
試飲した人
「おいしい」
「香りも広がってとってもおいしい」
北海道大学の中に作られた北海道ワイン教育研究センター。
6日から、ここに一般の人たちが道産ワインを試飲できる拠点がオープンしました。
つねに12種類以上の北海道産ワインが並び、1500円で3種類が試飲できます。
太田湧一朗記者
「口当たりは軽やかでとてもすっきりした味わいです」
北海道ワイン教育研究センター 曾根輝雄センター長
「北海道のワインの味を知ってもらうことで、北海道ワイン産業へのファンが広がると思う。これをきっかけにワインを楽しんでもらえれば」
道産ワインに親しめるこの施設、毎週月曜、金曜、土曜、日曜に開放されます。