分身ロボットを遠隔操作 障がいのある人の就労をサポート

AI要約

福岡県が障害のある人向けに分身ロボットを活用した実証事業を始めた。具体的には、障害のある人が自宅から分身ロボットを操作し、道案内などの業務を行う。時給は1000円で、2024年11月まで行われる。

9月4日、福岡県知事が実証事業の現場を訪れ、実際に道案内を体験した。障害者雇用の新たな技術として、一般企業でも活用される予定。

分身ロボットを利用することで、障害のある人が外出しにくい状況でも業務に参加できる可能性が広がる。

分身ロボットを遠隔操作 障がいのある人の就労をサポート

障害のある人が「分身ロボット」を操作して道案内などの業務を担う実証事業が始まりました。福岡県が9月始めたこの実証事業は福岡市博多区のJR吉塚駅のみどりの窓口で2024年11月まで行われます。具体的には外出が困難な障害のある人が自宅から分身ロボット「オリヒメ」を遠隔操作して道案内などをするということです。時給は1000円です。9月4日福岡県の服部知事が現場を訪れ道案内を体験しました。

福岡県 服部誠太郎知事

「九州大学病院までの行き方を教えてください。ご案内します。駅からは約700メートル歩いて約10分かかります」

今後県は障害者雇用の新たな技術として一般企業での活用を促す予定です。