サマーナイト大花火観覧の桜島フェリーで食中毒、10人が下痢や腹痛訴え 鹿児島市の惣菜店に4日間の営業停止処分

AI要約

鹿児島市は、夏の花火大会を観覧する桜島フェリーで食中毒が発生し、製造元の総菜店が営業停止処分を受けた。症状のあった10人は回復している。

食中毒の原因はオードブルで、2グループ計10人が下痢や腹痛を訴え、8人から腸管毒素原性大腸菌O169が検出された。

フェリーに乗船した約800人にメールでおわびと体調不良の有無を呼びかけている。

サマーナイト大花火観覧の桜島フェリーで食中毒、10人が下痢や腹痛訴え 鹿児島市の惣菜店に4日間の営業停止処分

 鹿児島市は5日、8月のサマーナイト大花火大会を観覧する桜島フェリーで、同市西陵2丁目の総菜店が製造したオードブルが原因の食中毒が発生したと断定し、5日から4日間の営業停止処分を出したと発表した。症状のあった10人は快方に向かっているという。

 市生活衛生課によると、8月24日夜にオードブルの唐揚げやチキン南蛮などを食べた2グループ計10人が、翌朝から下痢や腹痛などの症状を訴えた。このうち8人から腸管毒素原性大腸菌O169が検出された。オードブルは10皿販売された。

 市船舶局によると、フェリーには約800人が乗船。メールでおわびと体調不良がないか呼びかけている。同局営業課=099(293)4785。