モクズガニ放流 10キロ約100匹 「カニ団子にして味わって」/岡山・津山市

AI要約

岡山県津山市の吉井川漁協が10キロのモクズガニを放流。

放流されたカニはサイズが6〜7センチで、漁期に合わせて配分された。

モクズガニは秋から冬にかけて味がよくなる。

モクズガニ放流 10キロ約100匹 「カニ団子にして味わって」/岡山・津山市

 岡山県津山市の吉井川漁協は3日、管内の本支流にモクズガニ計10キロ、約100匹を放流した。

 漁期(1日~1月末)に合わせて例年実施し、今回は島根県の高津川で捕れた甲羅の径6、7センチのサイズ。本流上流部、下流部、広戸川、横野川、皿川に各2キロを配分した。

 このうち福井地内の広戸川では、流れの緩やかな場所に組合員がバケツから放つと、元気に足を動かし流れに消えていった。

 漁場管理部長の松永幸司さんは「カニミソも美味しいが、カニ団子にしてぜひ味わってほしい」としている。

 管内のカニかご漁には、一等の日券(3300円)か年券(1万1000円)が必要。

 モクズガニはつめに“藻くず”のような毛が生え、体色は緑褐色。秋から冬にかけて味がよくなり、汁物などにされる。