「最高のチームで最高の結果を」4大会連続出場の若山英史喜び爆発!史上初の金メダル 車いすラグビー決勝 米に48‐41【パリパラリンピック】
AI要約
日本が車いすラグビーでアメリカを破り、史上初の金メダルを獲得。
若山英史選手がチームをけん引し、最高の仲間たちと最も高い表彰台へ立つ。
事故後も諦めず、若山選手が楽しいと感じながら勝利に貢献。
熱戦続く、パリパラリンピックで快挙です。車いすラグビーで日本が決勝でアメリカを破り史上初の金メダルを獲得。静岡県勢唯一のメンバー若山英史選手も喜びを爆発させました。
＜会場アナウンス＞
「ワカヤマ～ヒデフミ～!」
笑顔も金メダル級!沼津市出身・若山英史選手です。彼が立てたパリへの誓いは。
＜若山英史選手＞
「"最高"です。一番高い表彰台で最も高いという意味もあるし、チーム競技名なので最高のチームを（作りたい）。この言葉がすごく好きなので最高という言葉を選んだ」
最高の仲間たちと、最も高い表彰台へ。
若山選手は1次リーグから身体を張った守備をけん引、日本の勝利に貢献し続けました。19歳のときプールの事故で首の骨を折り、歩けなくなった若山選手。
＜若山英史選手＞
「胸の下からは基本的な感覚はなく動かすこともできない。それでもこうならなければ出会わなかった人たちと出会えて（けがを）後悔していないとは言わないけど、それでもめちゃくちゃ楽しいと自信を持っていえます」
迎えた決勝。相手は世界ランク2位のアメリカです。
パラ種目で唯一、車いす同士のぶつかり合いが認められているこの競技、序盤、日本は屈強なアメリカ相手にリードを許しますが…
第2ピリオドで逆転すると、その後も高い守備意識でアメリカにつけ入る隙を与えません。
若山選手もこの試合はベンチから仲間たちへ声援を送り続けました。そして...
48対41で勝利し、日本が金メダルを獲得。若山選手が誓った最も高い表彰台です。パリの舞台で最高の仲間たちと夢を叶えました。
