茨城県や千葉県では「滝のような雨」が降ったところも 前線がとどまり3日は関東甲信は雷雨に 大雨に注意、警戒を 雨と風シミュレーション
3日（火）は関東甲信で大気の状態が不安定になり、大雨になるところがある見込み。
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、関東地方では激しい雨が予想されている。
地盤が緩んでいるため、土砂災害の危険度が高まっており、4日夜遅くにも警戒が必要。
3日（火）は前線の影響を受け、関東甲信では大気の状態が非常に不安定になり、大雨になるところがある見込みです。4日（水）夜遅くにかけて土砂災害などに注意、警戒をしてください。
3日午前6時の天気図ですが、千島から関東付近にかけて前線がのびています。
この前線に向かって、日本の東にある高気圧の時計回りの風で暖かく湿った空気が流れ込んでいます。
暖かく湿った空気の流れ込みは3日は続きそうで、前線付近にあたる関東甲信では大気の状態が非常に不安定になりそうです。3日は関東の南部、沿岸部などで雨が強まる見込みです。︎
3日は未明から朝にかけて、1時間の雨量が茨城県の常陸大宮では53.5ミリ、千葉県の佐倉では53ミリと、「滝のような」非常に激しい雨を観測するところもありました。
3日から4日にかけて関東などでは、激しい雨や非常に激しい雨が降るおそれがあります。
【3日に予想される1時間降水量（多い所）】
関東地方北部 40ミリ
関東地方南部 50ミリ
甲信地方 40ミリ
伊豆諸島 50ミリ
【4日に予想される1時間降水量（多い所）】
関東地方北部 40ミリ
関東地方南部 40ミリ
伊豆諸島 50ミリ
【4日午前6時までに予想される24時間降水量（多い所）】
関東地方北部 100ミリ
関東地方南部 100ミリ
甲信地方 80ミリ
伊豆諸島 150ミリ
関東甲信では、これまでの雨で地盤が緩んでいるところも多く、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。︎
4日夜遅くにかけて、土砂災害、低い土地の浸水、川の増水に注意、警戒してください。
