夏休み明け、教室に元気な声と笑顔 県内公立小中学校

AI要約

県内の公立小中学校や義務教育学校で夏休み明けの再開が行われ、児童たちは楽しみながら新学期を迎えた。

網戸小では閉校となるため、児童たちは再会を喜び合い、始業式では特別な経験を積むことを呼びかけた。

児童たちは授業再開に備えて準備し、2学期には楽しみな取り組みがあることを話している。

夏休み明け、教室に元気な声と笑顔 県内公立小中学校

 県内の公立小中学校や義務教育学校は2日までに、夏休み明けを迎えた。本年度で閉校となる小山市網戸(あじと)小(24人)では同日、児童が元気に登校し、休み中の思い出話に花を咲かせるなどして級友との再会を喜び合った。

◇ほかにもWeb写真館に写真

 県教委などによると、公立小中学校では先月26日に矢板東高付属中などで最も早く夏休みが明けた。27日以降には日光市やさくら市などの各校で順次再開した。

 網戸小の始業式は2日、各教室をオンラインでつないで実施。戸井理香(といりか)校長(54)は「網戸小で生活できるのもあと203日間。今年は学校に関わる全ての人にとって特別な経験ができている。一つ一つの行事に思いを込めて実施していきたい」などと呼びかけた。

 各教室では担任教諭が児童の顔写真を撮影したり、夏休みの宿題を回収したりして授業再開に備えた。4年福田華梨(ふくだかりん)さん(9)は「2学期は那須での宿泊学習が楽しみ。この学校で最後の1年をみんなで仲良く楽しく過ごしたい」と笑顔を見せた。