台風10号で臨時休校 宮崎市の小中学校が授業再開 被害受けた学校では
宮崎市内の小中学校が台風10号の影響で休校したが、被害が大きかった小戸小学校では授業が再開され、児童が窓ガラスの破片を回収する作業に励んでいる。
被害が確認された学校は230校以上あり、多くの方々の支援を受けながら復旧作業が進められている。
台風10号の影響で臨時休校となっていた宮崎市内の小中学校では、2日、授業が再開されました。
このうち、小戸小学校では、先月28日の竜巻とみられる突風の影響で、校舎の窓ガラスがおよそ50枚割れたり、グラウンドの木が折れたりするなどの被害が出ました。
授業が再開した2日、被害が大きかった6年生の教室では、児童たちが飛び散った窓ガラスの破片を回収する作業にあたりました。
(児童)
「ランドセルの下のところにありました」
「小さいのが2、3個ぐらい。ここまで飛んできてるんだと思った」
(宮崎市立小戸小学校 濱田常義校長)
「いろんな方々の支援があって、きょうを迎えました。だから、いろんな方々に守られている、そういう思いを持って、感謝の心を持って、生活してほしい、そんなことを感じたところ」
県内では230校以上の学校で窓ガラスが割れたり、壁が壊れたりする被害が確認されています。