クレーン車のアームが真ん中から“ボキリ” 海中から15トンのブロックを持ち上げ けが人なし

AI要約

宮古島市の平良港下崎ふ頭で80トンクレーン車のアームが折れる事故が発生。

クレーン車はコンクリートブロックを引き揚げようとしており、アームが15トンのブロックを持ち上げる途中で折れ曲がった。

けが人はいなかったが、作動油漏れがあり一部の範囲に影響が出たものの、3時間で回収された。

クレーン車のアームが真ん中から“ボキリ” 海中から15トンのブロックを持ち上げ けが人なし

2日朝、宮古島市の平良港下崎ふ頭で、荷揚げ作業中だった80トンクレーン車のアームが折れる事故があった。

宮古島海上保安部によるとこのクレーン車は2日朝8時前、パヤオ(浮き漁礁)漁に使用され回収予定だったコンクリートブロックを海底から引き揚げようとしていた。

コンクリートブロックの重さは15トンで、クレーン車の荷重は80トンだったが、海面からブロックを少し持ち上げたところでアームが折れ曲がり、先端部分が海に落下したという。けが人は出ていない。

この事故の影響で、ふ頭内の20メートル×5メートルの範囲にクレーンを動かす作動油とみられる油が漏れたが、約3時間で回収され、周辺への大きな影響は出なかった。