台風10号の影響 小田原など4地点で観測史上最多の雨量

AI要約

台風10号の影響による記録的な大雨で、4地点で観測史上最多の雨量が記録されました。

横浜地方気象台によると、大気の不安定な状態が続き、土砂災害や浸水、落雷などに注意が必要です。

2日昼前にかけて土砂災害に警戒をし、適切な対策を取るよう呼びかけています。

台風10号の影響による記録的な大雨で、1日までの72時間に観測された雨量が、小田原市、海老名市、平塚市、相模原市中央区の4地点で観測史上最多となりました。

気象庁などによりますと、1日午後7時半現在、72時間雨量が小田原市で、529.5ミリを記録したほか、海老名市で444.5ミリ、平塚市で427.5ミリ、相模原市中央区で420.5ミリと、いずれも1976年の統計開始以降で最多となりました。

横浜地方気象台によりますと、台風10号は1日の正午に熱帯低気圧に変わりましたが、県内では3日頃まで大気の不安定な状態は続く見込みで、1時間に20~30ミリの強い雨や雷雨になる所があるという事です。

また、2日昼前にかけて土砂災害に厳重な警戒をするとともに、低い土地の浸水や河川の増水、落雷や竜巻などに注意してください。