茨城県内、1日にかけて線状降水帯発生の恐れ 台風10号の影響 土砂災害へ警戒呼びかけ
AI要約
茨城県内は31日、台風10号に伴う不安定な大気で強い雨が続いている。
水戸地方気象台によると、1日午前中に線状降水帯が発生する恐れがあり、雷を伴う激しい雨が予想されている。
降水量は北部、南部共に1日午後6時までに150ミリ、2日午後6時までに80ミリの予報で、土砂災害や浸水、河川増水に注意が必要。
茨城県内は31日、台風10号に伴う暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で大気が不安定な状態が続き、各地で断続的に強い雨が降った。水戸地方気象台によると、県内は1日午前中にかけて線状降水帯が発生する恐れがあり、雷を伴う激しい雨の降る所がある見込み。
同気象台によると、降り始め(29日午後2時)から31日午後3時までの降水量は高萩市大能で127.5ミリ、つくば市で118.5ミリ、水戸市で102.0ミリを記録した。
鹿嶋市では同日午後3時過ぎまでの1時間で20.0ミリの強い雨が降った。影響で、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線は新鉾田-鹿島神宮駅間で一時運転を見合わせた。
予想される24時間降水量は、1日午後6時までに北部、南部ともに多い所で150ミリ。2日午後6時までは同80ミリ。線状降水帯が発生した場合は局地的にさらに雨量が増える恐れがあり、同気象台は、土砂災害や低い土地への浸水、河川増水などに警戒を呼びかけている。
