日本一早い「温州ミカン」 沖縄で出荷本格化 さわやかな香り広がる

AI要約

沖縄本島北部で日本一早い出荷とされる温州ミカンの出荷が8月下旬から始まり、今年は天候に恵まれてM、Sサイズの品質が良好。

出荷量は昨年比20トン増の70トンを見込み、9月中旬まで出荷予定。JAファーマーズマーケットで販売促進イベントも行われた。

試食した来店客からは「ジューシーで甘い」と好評で、地区柑橘生産部会の会長も「元気になってほしい」と話している。

日本一早い「温州ミカン」 沖縄で出荷本格化 さわやかな香り広がる

 【北部】露地栽培で日本一早い出荷とされる、沖縄本島北部の温州ミカンの出荷が8月下旬から本格化している。県産の温州ミカンはさわやかな香りが特徴で酸味と糖度のバランスも良い。今年は台風が襲来せず、果実の成長も順調に進んだためM、Sサイズが中心で、外観も良好だ。旬入りを受け、31日、販売促進フェアが名護市のJAファーマーズマーケットやんばる市場で開かれた。

 本年度の出荷量は昨年度比20トン増の70トンを見込み、9月中旬まで出荷する予定。本島を中心に、県内のスーパーやJAのファーマーズマーケットなどで販売する。試食した来店客からは「とてもジューシー」「甘くておいしい」といった声が上がり、袋詰めしたミカンを買い求める人もいた。JAおきなわ北部地区柑橘生産部会の山城弘一会長は「おいしいミカンを味わい元気になってほしい」と話した。

(武井悠)