【台風情報】台風10号 最新の進路予想 東海道沖にほとんど停滞 北上、三重県方面へ 1日夜までに熱帯低気圧に変わり、福井県方面へ 大雨に警戒（1日午前6時現在）
台風10号は停滞しており、気圧や風速が記録されています。
台風は尾鷲市付近に進む見込みで、熱帯低気圧に変わる予報です。
熱帯低気圧に変わっても大気が不安定で大雨が続く可能性があります。
気象庁によりますと、台風10号は、1日午前6時には東海道沖の北緯33度05分、東経137度10分にあって、ほとんど停滞しています。中心の気圧は998ヘクトパスカル、最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで中心の東側220キロ以内と西側165キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
台風の中心は、1日午後6時には尾鷲市（三重県）の東約50キロの北緯34度00分、東経136度40分を中心とする半径75キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は1000ヘクトパスカル、最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルが予想されます。
台風はこの後、熱帯低気圧に変わり、2日午前6時には福井市の南東約50キロの北緯35度50分、東経136度35分を中心とする半径120キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は1004ヘクトパスカルが予想されます。
なお、台風や熱帯低気圧の中心が予報円に入る確率は70%です。
東日本太平洋側では、台風本体の発達した雨雲や、太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気の流れ込みにより、雷を伴った激しい雨の降っている所があります。また、東日本では、これまでの記録的な大雨により、地盤が緩んでいる所や増水している河川があり、土砂災害、洪水災害の危険度が高くなっている所があります。
台風は、東海道沖を北上し、1日夜までに熱帯低気圧に変わる見込みです。熱帯低気圧に変わった後も、東日本を中心に、熱帯低気圧周辺の雨雲や太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気の流れ込みにより、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
西日本や東日本では、２日にかけて大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。
・1日午前6時から予想される24時間降水量（多い所で）
関東甲信地方 120ミリ
東海地方 200ミリ
北陸地方 80ミリ
近畿地方 150ミリ
・その後、2日午前6時から予想される24時間降水量（多い所で）
東海地方 100ミリ
北陸地方 80ミリ
