【台風情報】猛烈な雨…静岡県牧之原市が川氾濫の恐れで緊急安全確保を発令 約2時間後に解除
静岡県牧之原市で台風に伴う大雨が続き、市内の川で氾濫の危険が高まったが、一時的な「緊急安全確保」が行われた。
警戒レベル5が発令され、市内の3つの川で氾濫の危険性が高まったが、市は避難勧告を行い、数世帯が避難した。
運営自治体によれば、大雨によるケガ人は出ていないが、引き続き大雨に注意が必要である。
台風に伴う大雨で、静岡県牧之原市では市内の川で氾濫の危険があり、一時「緊急安全確保」が発令されました。すでに解除されていますが引き続き大雨に警戒が必要です。
菱川 拓斗 記者:
牧之原市の勝間田川です。川は氾濫一歩手前となっていて、橋は通行止めとなっています
牧之原市の周辺では、1時間に81ミリの猛烈な雨が観測され、市は市内3つの川で氾濫の危険性が高まったとして31日午後5時40分に警戒レベル5の「緊急安全確保」を発令しました。
約2時間後に解除されましたが、市が設置した4カ所の避難所には最大で8世帯22人が身を寄せていたということです。
避難した住民:
(水位が)上まできてから避難するのは年寄りも多いので大変だから行こうと。早めにこちらに来て良かったと思います
市によりますとこれまでに大雨によるケガ人はいませんが、道路の冠水などが確認されていて引き続き大雨に警戒するよう呼びかけています。