パリパラリンピック 車いすバスケ女子 石川優衣(福島県郡山市出身) 初舞台で存在感

AI要約

車いすバスケットボール女子1次リーグ、日本―オランダ戦で石川優衣が初の大舞台に立ち、存在感を発揮した。

石川は祖母や家族から声援を受けながらプレーし、過去の思い出と共に力をもらっている。

石川は郡山市で生まれ育ち、初めてのパラリンピックで充実したプレーを見せた。

パリパラリンピック 車いすバスケ女子 石川優衣(福島県郡山市出身) 初舞台で存在感

 30日に行われた車いすバスケットボール女子1次リーグ、日本―オランダ戦では石川優衣(27)=東京都三鷹市役所、福島県郡山市生まれ=が初の大舞台に立った。第2クオーター終盤に出場すると、相手選手の進路を阻んだり、ゴール下を固めたりと存在感を発揮。トータルで約9分間出場し、シュートも2本放った。

 「優衣頑張れ」。祖母の長谷川由美子さん(84)は郡山市安積町の自宅から家族と一緒に声援を送った。石川は母美樹さんの里帰り出産のため、郡山で生まれた。お盆や年末年始には由美子さんの家で過ごしてきた。由美子さんは昨年11月に夫の仁さんを87歳で亡くしてから、孫の活躍に力をもらってきた。「初めてのパラリンピック。力を出してほしい。おじいちゃんも天国で応援している」とエールを送った。