元トリニータの姫野さんが少年サッカー監督に 地元大分市でチーム結成「夢はプロ輩出」

AI要約

大分市出身の元プロサッカー選手が地元で少年サッカーチームを結成し指導に励む

チームは基本技術から学び、将来の競技者として育成

プロ選手の輩出を目指し、個々のスキルアップを重視

元トリニータの姫野さんが少年サッカー監督に 地元大分市でチーム結成「夢はプロ輩出」

 大分市出身で大分トリニータでミッドフィルダーとして活躍した元プロサッカー選手の姫野宥弥さん(27)が4月に同市内で少年サッカーチームを結成し、監督として指導に励んでいる。「成長が早い子どもたちの姿を間近で見ることが楽しい。早く大会で結果を出したい」と張り切っている。

 姫野さんは、大分トリニータユースを経て、2015年、大分トリニータに入団。昨年の1月にヴァンラーレ八戸(青森県)を引退し、帰郷した。

 引退後は地元でプロの選手を育成したいという思いがあり、小学生を対象としたサッカーチーム「NFC・OITA U12」を結成。自身も小学生の頃から練習していた実家の野田フットサルセンター(同市野田)を拠点に活動している。コーチやスタッフは経験のある知人を起用した。

 チーム内は、基本技術の習得から始めるスクール生とより高いレベルを目指し、大会に参加するクラブ生に分かれており、現在は約40人の小学生が通う。平日に練習し、クラブ生は土日に試合に出場している。

 クラブ生の指導は、個人の技術の習得に重点を置きながら、将来の競技者として成長を促すというもの。夢は地元からのプロ選手の輩出。姫野さんは「自分の経験を生かして、プロになるために必要な技術をしっかりと教え、個々のスキルアップを目指していきたい」と話している。