やまがた舞子、あでやかに 山形で「伝承の夕べ」

AI要約

やまがた舞子が技芸を披露する「伝承の夕べ」が開催された。

12期生と14期生の舞子が舞踊を披露し、芸子や芸妓も参加した。

四季をテーマにした舞台で華やかな演目が披露され、90人の観客が楽しんだ。

やまがた舞子、あでやかに 山形で「伝承の夕べ」

 やまがた舞子が稽古で磨いた技芸を披露する「伝承の夕べ」が30日夕、山形市の山形グランドホテルで開かれ、振り袖姿の舞子が唄や三味線の音に合わせてあでやかに舞台を飾った。

 やまがた舞子12期生のすみれさん、14期生のゆめ花さん、美咲さん、まつりさんの計4人が舞踊を見せる「立方」、やまがた芸子の美ゆきさん、雪路さん、わか奈さん、山形芸妓(げいぎ)の金太さん、菊弥さんが鳴り物を演奏する「地方(じかた)」をそれぞれ務めた。

 55回目となる今回は「舞姿四季乃彩色」と題し、「醍醐の花見」「きりぎりす」などの演目で四季を表現した。フィナーレは威勢のよい「さわぎ」で締めくくった。会場には約90人が詰めかけ、華やかな舞台に見入っていた。

 やまがた舞子を育てる会(矢野秀弥会長)、山形芸妓育成支援協議会(鈴木隆一会長)が主催した。