【中継】山間部でも土砂崩れなどの被害 国道の一部が決壊

AI要約

宮崎県内の山沿いで台風10号による大雨による被害が報告されており、土砂崩れなどが発生している。

国道446号では道路の決壊や橋の欄干に流木が引っかかっている状況が確認されており、復旧が急がれている。

椎葉村や美郷町でも土砂災害の被害が報告されており、地盤が緩んでいるため引き続き警戒が必要。

【中継】山間部でも土砂崩れなどの被害 国道の一部が決壊

台風10号による大雨で、宮崎県内の山沿いでも、土砂崩れなどの被害が出ています。山間部の様子はどうでしょうか?秦さん。

(秦萌記者)

日向市東郷町と美郷町南郷を結ぶ国道446号です。こちらでは今、雨がパラパラと降り始めました。こちらでは29日小丸川が増水し、道路が幅およそ5m、長さおよそ50mにわたって、大きくえぐられるように決壊してしまいました。

ガードレールもあったということなんですが、一緒に流されてしまっています。そして画面の右側、川の上流の方には橋が架かっていて、欄干には流木が引っかかっています。あの高さまで、当時、川が増水していたことがわかります。

当時パトロールをしていて被害を発見した、日向市消防団の海野さんにお話を伺います。当時の状況はどんな状況だったんでしょうか?

(日向市消防団 第46部 海野芳彦さん)

「パトロールに来てみて、普段と全然違う状況にあぜんとしました。もう本当に、怖いなっていう思い。ここは日向市東郷町から美郷町南郷区へ繋がる主要幹線です。もう本当に、早い復旧を願いたいです。」

一刻も早い復旧が望まれますが、まだ時間がかかりそうだということです。この他にも山間部では、土砂災害が相次いでいます。椎葉村では国道265号の路肩が決壊し、中椎葉トンネルが、土砂が入り込むなどして通行止めとなっています。30日の一般車両の片側交互通行の復旧を目指し、現在作業が続いているということです。

また美郷町でも土砂災害や路肩の決壊などの被害が報告されています。

これまでの大雨で地盤が緩んでいるところがありますので、皆さん決して油断せず、土砂災害に今後も厳重に警戒してください。