旬の味覚知ってほしい! 生産者が「船橋のなし」を寄贈
船橋市では地元の生産者団体が梨を寄贈し、市民に旬の味覚を知ってもらう取り組みが行われました。
市長は美味しい梨が市の魅力になっていると感謝の言葉を述べ、受け取った梨は福祉施設に届けられる予定です。
梨の作柄は暖かさの影響で良好になり、今年の収穫は糖度の高い実が取れたとのことです。
市民に旬の味覚を知ってもらおうと、千葉県船橋市では8月29日、地元の生産者団体が梨を寄贈しました。
船橋市役所で特産品「船橋のなし」を寄贈したのは「船橋市果樹園芸組合」と「JAいちかわ」です。
両組合による梨の寄贈は、市民に旬の味覚を広く知ってもらおうと毎年行われていて、39年目となる2024年は自慢の豊水510キロが贈られました。
梨を受け取った船橋市の松戸徹市長は、「美味しい梨は市の大きな魅力になっている」と謝辞を述べました。
2024年は猛暑や台風の影響で収穫量が心配されながらも、無事に糖度の高い実がなったということです。
贈られた梨は、市内にある児童養護施設や障害者施設など、91の福祉施設に届けられる予定です。
船橋市果樹園芸組合 伊藤賢司 組合長
「少し暑いなどの気象条件もあったが、暖かさも影響して作柄はかなり良くなっている。この寄贈の歴史があるので楽しみにしながら、去年の秋から頑張って農作業に励み きょうに至った」