【台風10号最新情報】30日朝県内に最接近 激しい雨のおそれ 土砂災害に厳重な警戒を 大分 

AI要約

台風10号が大分県を通過し、激しい雨や土砂災害に警戒が必要である。

県内で軽いけがが報告されており、避難が必要な地域もある。

観測史上最大の雨量が記録され、不安定な気象状況が続いている。

【台風10号最新情報】30日朝県内に最接近 激しい雨のおそれ 土砂災害に厳重な警戒を 大分 

台風10号は30日朝、大分県内に最接近し、通過しつつあります。30日夜にかけては激しい雨が降るおそれがあり、土砂災害に厳重な警戒が必要です。

台風10号は午前11時には国東市の北にあって1時間に10キロの速さで北東に進んでいるとみられます。

台風は風速25メートル以上の暴風域はなくなったものの、30日朝、県内に最接近しました。台風による河川の氾濫などに伴い、国東市と由布市湯布院町では1万4371世帯、3万243人に警戒レベル5の緊急安全確保が出されています。命を守る最善の行動をとってください。

台風の影響で県内ではこれまでに大分市の女性(80代)と臼杵市の男性(40代)が転倒し、軽いけがをしました。台風は県内から徐々に遠ざかり始めていて、あさって9月1日午後に強風域から外れる見通しです。

これまでに観測された72時間雨量は佐伯市が615ミリ、国東市国見が419ミリでいずれも観測史上最大を記録しました。31日正午までに予想される24時間雨量は北部と西部で100ミリ、中部で80ミリ、南部で60ミリとなっています。

台風本体の暖かく湿った空気が流れ込み大気の状態が非常に不安定になっていて、30日昼過ぎから夜の始めにかけて、激しい雨が降るおそれがあります。土砂災害に厳重な警戒、低い土地の浸水や河川の氾濫に警戒が必要です。