台風10号接近備え、京都で稲刈り急ピッチ「倒れると収穫大変」 今年は実りよく出来上々

AI要約

台風10号の接近に備え、京都府亀岡市薭田野町鹿谷の田んぼでは、農家が急ピッチで稲刈りを進めている。秋の実りをいち早く収穫するため、コンバインが黄金色に実った稲穂を勢いよく刈り取っていた。

鹿谷地域の農家は収穫期が早く、5月初旬から田植えを終え、今年は8月下旬から収穫が始まった。台風接近の影響を考慮し、作業を前倒しする農家もいた。

斉藤淳男さん(68)は雨予報を踏まえ、家族で30アールの田んぼを1日で刈り取る作業に取り組んでいた。実りが良い今年の収穫に期待を寄せながら、作業に励んでいる。

台風10号接近備え、京都で稲刈り急ピッチ「倒れると収穫大変」 今年は実りよく出来上々

 台風10号の接近に備え、京都府亀岡市薭田野町鹿谷の田んぼでは、農家が稲刈りを急ピッチで進めている。黄金色に実った稲穂をコンバインが勢いよく刈り取り、秋の実りをいち早く収穫していた。

 鹿谷地域は5月初旬に田植えを終える農家が多く、市内でも収穫期を迎えるのが早い。今年は8月下旬から収穫が始まった。今週末に台風が府内を通過する恐れがあるため、作業を前倒しする農家の姿も見られた。

 斉藤淳男さん(68)は27日、翌日以降の雨予報を踏まえ、計30アールの田んぼの刈り取りを1日で終えようと、長男に仕事を休んでもらい、妻と3人で作業に励んだ。

 斉藤さんは「強い雨風で稲が倒れると、収穫が大変なので。今年は実りがよく、出来は上々。高く買ってもらえるといいのだが」と話した。