〈台風10号関連=交通情報まとめ〉鹿児島空港ビルは終日閉館、全便欠航 29日も運休や欠航相次ぐ

AI要約

台風10号の影響で、鹿児島県内の公共交通機関が29日も運休する。多くの交通機関が影響を受け、海の便も欠航が相次いでいる。

鹿児島空港も全便欠航し、ターミナルビルは終日閉館する。市営バス、市電、フェリーなども運転見合わせが続いている。

鹿児島中央駅では全在来線が運休し、乗客は影響を受けている。多くの人が交通機関の運行状況を気にしている。

〈台風10号関連=交通情報まとめ〉鹿児島空港ビルは終日閉館、全便欠航 29日も運休や欠航相次ぐ

 台風10号の影響で、鹿児島県内の公共交通機関は28日に続いて29日も多くが運休する。JR九州は九州新幹線の鹿児島中央-熊本や全在来線、南国交通は全路線バスを始発から運転を見合わせる。東九州自動車道志布志インターチェンジ(IC)-末吉財部ICや国道226号の鹿児島市から指宿市までの約20キロは28日、通行止めとなった。

 29日の終日運休が決まっているのは、鹿児島市営バスや市電、桜島フェリー、鴨池・垂水フェリーなど。海の便の多くが欠航する。 鹿児島空港ビルディングによると、29日は全便欠航するため、鹿児島空港ターミナルビルを終日閉館する。

 全在来線が始発から運休した鹿児島市のJR鹿児島中央駅は28日午前、人影はまばらだった。小林市嘱託職員の永野祐喜さんは29日の仕事に間に合うように帰宅したいとし、「新幹線で新八代駅まで行けば高速バスがある。それで帰ることができればいいが」と運行状況を気にしていた。