台風10号に備え、稲刈り前倒し 急ピッチでハナエチゼン収穫 県内には30日ごろ最接近か

AI要約

小浜市内では、台風10号の接近に備え、急ピッチで早生のハナエチゼンの収穫作業が進められている。

水田では機械を使ってハナエチゼンの刈り取りが行われ、台風の影響で稲穂が倒れる前に収穫作業が前倒しされている。

台風10号が県内に最接近する見通しであり、農業法人では27日までにハナエチゼンの収穫を終える予定だ。

台風10号に備え、稲刈り前倒し 急ピッチでハナエチゼン収穫 県内には30日ごろ最接近か

台風10号の接近に備え、小浜市内では26日、農家が急ピッチで早生(わせ)のハナエチゼンの刈り取りを進めていました。

同市加茂の水田では、市内の農業法人が機械を使ってハナエチゼンを次々と刈り取っていました。今週末から刈り取る予定でしたが、台風による強風で稲穂が倒れる前に収穫しようと、作業を前倒ししたということです。

■株式会社 若狭の恵 前野恭慶代表

「(出来は)今のところ、例年に比べて良い方じゃないか。今刈っているのはハナエチゼン、早生の品種だけど、アキサカリ、コシヒカリはまだまだ(これから)なので、それらの倒伏をかなり心配している。(台風の)コース見ると、今のところ、若狭湾の方に直撃するような形なので、何とかそれて欲しい」

台風10号は県内には30日ごろ最接近する見込みで、同法人では、27日までにハナエチゼンの収穫を終えたいとしています。