「他の業務を優先していた」情報整理を怠り、行政文書を改ざん 27歳の自衛官を懲戒処分 大分 

AI要約

湯布院駐屯地の27歳の自衛官が行政文書を改ざんし、停職5日の懲戒処分を受けた。

自衛官は情報整理を怠り、文書の登録手続きをせずに改ざんしたが、上級部隊の指摘で発覚。

自衛官は誤りを認め反省し、懲戒処分を受けたことを引き続き服務指導を徹底し、規律違反の防止に努める意向。

「他の業務を優先していた」情報整理を怠り、行政文書を改ざん 27歳の自衛官を懲戒処分 大分 

取り扱う情報を整理せず、行政文書を改ざんしたとして、湯布院駐屯地の27歳の自衛官が停職5日の懲戒処分となりました。

懲戒処分となったのは、大分県の湯布院駐屯地の第102特科直接支援大隊に所属する3等陸曹(27)です。

湯布院駐屯地によりますと、陸曹は2020年の4月頃から10月頃までの間、職務上取り扱う情報の整理を怠り、また、行政文書の登録手続きをしていないのに手続きしたように改ざんしたということです。

文書の内容におかしいところがあることに気づいた上級部隊の指摘で発覚しました。

陸曹は事実を認めて、深く反省し「他の業務を優先していたため」と話しているということで、西部方面総監は26日付で陸曹を停職5日の懲戒処分としました。

第102特科直接支援大隊の松野大佑大隊長は「本人の安易な考えでこのような規律違反が生起したことは誠に申し訳ありません。引き続き服務指導を徹底して、規律違反防止につとめていく所存です」とコメントしています。