銚子電鉄、5年ぶりのお化け屋敷電車 お化け屋敷の老舗協力、400人が恐怖体験

AI要約

銚子電鉄が5年ぶりに「お化け屋敷電車」イベントを開催し、参加者は400人が恐怖体験を楽しんだ。

コロナ禍で休止していたが、今年再開。まずい棒の考案者がプロデュースし、人形提供は丸山工芸社とのコラボ。

発着場所の犬吠駅でお化け屋敷を楽しんだ後、電車内でゾンビ役の驚かせる演技が行われ、参加者は恐怖体験を楽しんだ。

銚子電鉄、5年ぶりのお化け屋敷電車 お化け屋敷の老舗協力、400人が恐怖体験

 銚子電鉄(銚子市)は、走行する電車内でお化け屋敷を体感できるイベント「お化け屋敷電車」を5年ぶりに運行した。5日間で参加定員いっぱいの計約400人が乗り込み、明かりを落とした夜の電車内で「恐怖体験」を楽しんだ。

 2015年から19年まで夏に開催したがコロナ禍により休止し、今夏再開した。銚子電鉄販売のスナック菓子「まずい棒」考案者でもある寺井広樹さんがプロデュースし、全国のお化け屋敷を手がける老舗・丸山工芸社(栃木県)が人形提供に協力。「濡女(ぬれおんな)」をテーマに1日2便運行した。

 発着場所の犬吠駅でお化け屋敷を楽しんだ後に電車は出発。展開に合わせてゾンビ役が迫真の演技で驚かせ、電車内に悲鳴が響き渡った。銚子電鉄の竹本勝紀社長は恐怖体験を語り、社員ふんする濡女を成仏させる役回りも。「疲労で自虐霊になった」とユーモアを欠かさなかった。

 SNSで知って初参加した市内の儀賀真人さん(30)、花織さん(27)夫婦は「想像していたより怖くてびっくりした。手作り感もあってよかった。また乗りたい」と笑顔だった。