26日鹿児島県内全域に熱中症警戒アラート 熱中症での救急搬送の過半数は高齢者

AI要約

鹿児島県内全域で熱中症警戒アラートが発表され、気温が著しく上昇する見込みです。

最高気温が猛暑日や真夏日になる予想で、暑さの指標も最高レベルに上がるとされています。

熱中症対策の重要性が呼びかけられ、特に高齢者や体調の悪い人への配慮が求められています。

26日鹿児島県内全域に熱中症警戒アラート 熱中症での救急搬送の過半数は高齢者

鹿児島県内全域では26日、気温が著しく高くなり熱中症のおそれがあるとして、環境省と気象庁は熱中症警戒アラートを発表しました。

26日の予想最高気温は、鹿児島市と鹿屋市で35度、枕崎市で34度、阿久根市、種子島、奄美市名瀬で33度と、猛暑日や真夏日になる見込みです。

県内の広い範囲で、気温や湿度などから推定する4段階の暑さの指標が、最も高い「危険」のレベルまで上がる見込みです。

環境省と気象庁は、外出はなるべく避けて室内ではエアコンを使い、こまめな休憩や水分補給や塩分補給を行うなど、熱中症対策をとるよう呼びかけています。

消防庁によりますと、県内で熱中症により救急搬送された人数は、8月18日までの1週間で174人と、去年の同時期の129人と比べ45人増えました。また、救急搬送された174人の内、65歳以上の高齢者は102人と過半数を占めています。

環境省と気象庁は、高齢者や乳幼児、体調の悪い人は熱中症にかかりやすいとして、積極的に対策をするとともに周りの声がけを呼びかけています。