中学生らがロボットづくりの技競う 群馬・前橋市

AI要約

前橋市内で開催されたロボットコンテストには中学生や一般のチームが参加し、自作ロボットでピンポン玉を運ぶ競技が行われた。

大会は教育関係者や企業、前橋市の職員によって毎年開催され、ものづくりの技術と創造力を競う場となっている。

競技のテーマは「宝島」であり、ピンポン玉を運ぶ際に高いところに乗せることが勝利の鍵となっていた。

中学生らがロボットづくりの技競う 群馬・前橋市

全国の中学生などを対象としたロボットコンテストが前橋市内で開かれ、ものづくりの技術と創造力を競いました。

この大会は、日本の科学技術の未来を担う人材育成を目的に教育関係者や企業、前橋市の職員などでつくる「前橋テクノフォーラム実行委員会」が2000年から毎年開いているものです。

今年は、中学生の部91チーム、一般の部20チームが自作ロボットを持ち寄り、2チームずつのトーナメントでピンポン玉を運ぶ競技に挑戦しました。

テーマは「宝島」で、前半は両チームで宝を隠すようにピンポン玉をワイヤーの棚やカゴに運びます。そして、後半は競技台を交換し、宝探しのように対戦チームが運んだピンポン玉を回収していきます。回収したピンポン玉の数で点数を競うため、相手チームが取りづらいようなるべく高いところに乗せるのが勝利へのカギとなります。

出場者は、短い制限時間の中で少しでも点数を稼ごうと、真剣にロボットを操作していました。