「五・七・五」に青春をかける 俳句甲子園全国大会が開幕 愛媛・松山市

AI要約

全国大会「俳句甲子園」が松山市内で開幕。高校生たちが熱い言葉のバトルを繰り広げる。

32チームが参加し、予選リーグと予選トーナメントが行われる。

24日の決勝リーグに進むために、4チームは勝ち上がり、2チームは敗者復活戦で選ばれる。

「五・七・五」に青春をかける 俳句甲子園全国大会が開幕 愛媛・松山市

五・七・五の17音に思いを込める「俳句甲子園」の全国大会がきょう松山市内で開幕し、高校生たちが熱い言葉のバトルを繰り広げました。

(選手宣誓)「宣誓、我々選手一同は自らの信じる一句を世界に掲げるためにここ松山に集いました」

今回で27回目となる俳句甲子園の全国大会。今年は20の都道府県から地方大会を勝ち抜いた32チームが参加しました。

愛媛からは、地方大会を制覇した今治西伯方分校や投句審査を勝ち抜いた松山東高校など5チームが出場し、きょうは、予選リーグと、それを勝ち抜いた予選トーナメントが行われました。対戦は1チーム5人で行われ与えられたテーマをもとに詠んだ句を披露します。

そして、3分間で作品の素晴らしさをアピールしたり、相手の句を批評したりして、言葉と言葉のバトルが繰り広げられました。

●学習院女子の句「ハンカチに触れ真っ白い嘘をつく」

(松山東高)

「嘘をつくときにいつもハンカチに触れてしまう。そういった経緯でしょうか」

(学習院女子)

「真っ白い嘘と言うと純粋で悪意のない嘘を想像するんじゃないでしょうか?」

(松山東高校篠原孝太キャプテン)

「僕にとって3度目の全国大会だが、やっぱり緊張感というよりも、3度目立てたという嬉しさ・喜びのほうが強い」

23日に勝ち上がった4チームと敗者復活戦で選ばれる2チームが24日の決勝リーグに臨みます。