⚽SBS杯ユースサッカー 静岡ユースが惜敗、PK戦で日本代表に敗れる

AI要約

U-18日本代表とU-18アルゼンチン代表がPK戦で勝利し、勝ち点を獲得。最終日にはU-18日本対U-18アルゼンチン、静岡ユース対U-18韓国の試合が行われる。

日本代表はPK戦で静岡ユースを退け、攻撃面では安野や神代が活躍するも得点につなげられず。守備はGK上林が好セーブを見せ、無失点を保っている。

最終日の試合では優勝に向けてアルゼンチンと対戦し、チームは逆転優勝を目指す構え。

⚽SBS杯ユースサッカー 静岡ユースが惜敗、PK戦で日本代表に敗れる

 2024SBSカップ国際ユースサッカー(日本サッカー協会、県サッカー協会、静岡新聞社・静岡放送主催)の第2日は23日、愛鷹広域公園多目的競技場で2試合を行った。U-18(18歳以下)日本代表は静岡ユースと0-0、U-18アルゼンチン代表もU-18韓国代表と1-1だったが、いずれもPK戦で勝利した。勝ち点はアルゼンチンが5、日本が3、韓国が2、静岡が1。大会最終日は25日にエコパスタジアムでU-18日本対U-18アルゼンチン、静岡ユース対U-18韓国の2試合を行う。

日本(3) 0(0―0 0―0)0 静岡(1)

(PK5―3)

 【評】日本がPK戦の末、静岡を退けた。

 日本は安野が積極的にシュートを放った。後半15分にクロスに飛び込んでゴールネットを揺らしたがオフサイド。18分に神代が放ったヘディングシュートはバーに直撃した。

 静岡は矢田、堀川、川合の中盤3人が起点になって攻め込んだが、決定機は少なく、1点が遠かった。

 日本はPK戦の末に辛くも静岡ユースを下した。今大会2試合を通じてまだゴールを奪えておらず、決定力不足に苦しみながらも、勝負強さを発揮して優勝に望みをつないだ。

 前半はFW安野(帝京長岡高)が果敢にゴールを狙うが、決定機をつくれない。さらにFWサディキ(柏ユース)に思うように球が収まらず攻撃の起点ができなかった。

 後半も安野が敵陣に飛び込んで奮闘したがゴールをこじ開けられず、「前半から相手の裏抜けを続けたが、なかなかボールが出て来なくてリズムをつくれなかった」と悔しがった。

 ただ、2試合無失点の守備は安定が生まれている。PK戦で存在感を示したGK上林(山形)は「静岡には代表に匹敵する選手が多いが、こちらは日本の代表。必ず勝たないといけない」と好セーブを連発した。

 最終日は優勝に王手を懸けているアルゼンチンと対戦する。「80分以内で勝てば優勝という、こんなチャンスはない。この機会を楽しみたい」と船越監督。まだ逆転での優勝を諦めてはいない。