【長崎】平和学習に取り組む中学生が成果を発表

AI要約

長崎市内の中学生が平和学習の成果を発表。参加した中学校は28校、79人の生徒が活動内容を披露

淵中学校では命の教育を重視し、小島中学校では核抑止の重要性を伝える

生徒たちは他校の発表に熱心に聞き入り、今後の学習に活かそうとしている

【長崎】平和学習に取り組む中学生が成果を発表

平和学習に取り組む長崎市内の中学生が、その成果を発表しました。

淵中学校3年・山口葉月さん:

「私たち淵中学校は命の教育を大切にする学校です」

長崎市主催の「平和学習発表会」には市内の中学校28校から79人の生徒が参加し、学校の平和学習などで学んだことや活動の内容をグループに分かれて発表しました。

小島中学校3年・髙本らんさん:

「私は長崎平和宣言の解説をしました。全校生徒には長崎市という立場から日本政府や世界に核兵器を保有することで相手の国に核兵器を使わせなくさせることではなく、そもそも核兵器を持たないことこそが本当の意味での核抑止になることを伝えました。私はこれをみんなに伝えて、長崎市民として被爆した事実を忘れないことだけでなく、核抑止のあるべき姿を理解し、次の世代につなげていくことが大切なのだと理解しました」

生徒たちは今後の平和学習の参考にしようと、ほかの学校の発表に熱心に聞き入っていました。