学生たちが栃木県職員の仕事を学ぶ インターンシップ

AI要約

県庁で行われるインターンシップについての記事。

2024年のインターンシップに140人が参加し、4日間の日程で実習を行う予定。

県は今後もインターンシップやオンラインでの座談会などを通じて採用活動を強化したい考え。

県の職員を志す人が減少傾向にある中、県庁では学生に仕事を体験してもらうためのインターンシップが、行われています。

このインターンシップは、大学生などに県の行政職として働く具体的なイメージを持ってもらおうと、毎年行われているものです。

2024年は2つの日程に合わせて140人が参加し、12の部局・70の課に分かれ、業務の体験などを行います。

21日は冒頭で福田富一知事が学生たちに向け激励の言葉をおくりました。

その後、それぞれの部署に分かれた学生たちは部長から仕事の魅力を聞いたり、組織の概要について学びました。

ほかにも若手の職員と意見を交わしながら具体的な業務の内容や仕事のやりがいなどについて、理解を深めていました。

学生たちは23日まで4日間の日程で実習を行う予定です。

県によりますと、大学卒業程度を対象にした行政職の採用試験の倍率は、2000年度に39.0倍とピークに達しましたが、2024年度は3.1倍と統計が残る1997年度以降、最も低くなったということです。

県は今後もインターンシップやオンラインでの座談会などを通じて採用活動を強化したい考えです。