マネジャーのお守り 青森山田の選手に力

AI要約

青森山田の女子マネジャーが選手たちのためにお守りを制作し、勝利への願いを込めている。

お守りはスーパーマリオをモチーフにした手のひらサイズのフェルト製で、名前入りや星の形など複数のバージョンがある。

選手たちはお守りをバッグに付けており、栗林さんが選手たちに勝利を祈願している様子が伝えられている。

マネジャーのお守り 青森山田の選手に力

 全国高校野球選手権で8強入りを決めた青森山田の4人の女子マネジャーも、ナインの活躍を支えている。この夏、勝利への願いを込めた部員全員分のお守りを制作。選手たちは野球用バッグに付けるなどして力をもらっている。

 マネジャーは栗林梓さん(3年)、藤原恋々(ここ)さん(同)、増井優心(ゆう)さん(2年)、優心さんの妹・美心(みう)さん(1年)の4人。

 お守りは手のひらサイズで、フェルト製。「スーパーな活躍をしてほしい」との願いを込め、スーパーマリオをモチーフにした。夏の青森大会前には、一人ずつの名前の文字を切って縫い付けたものを作り、全国選手権前には、「無敵になる」との意味合いで、星の形のお守りを新たに作った。4人で手分けしながら、監督やスタッフを含めて約90人分、名前入りのお守りは約3カ月、星形のお守りは甲子園出場が決まってから約1週間で完成させた。

 16日、栗林さんは「気合を入れて作った。初戦から青森山田らしい野球ができている。優勝目指して頑張ってほしい」と選手たちにエール。三塁を守る菊池伊眞選手(2年)は「自分たちの時間を割いてまで作ってくれてありがたい。勝って恩返しをしたい」と感謝していた。