300系「のぞみ」は揺れる?揺れない?試乗会(1993)そして現れた カワイイ(・∀・)/「4両編成の0系こだま」【新幹線・東京~博多全通50周年(12)】

AI要約

2024年度には東海道・山陽新幹線が開業してから50年が経過する。

RSK山陽放送は新幹線関連の貴重な動画を保存し、YouTubeチャンネルで公開している。

1993年の300系『のぞみ』山陽新幹線デビュー直前の試乗会の様子が紹介されている。

300系「のぞみ」は揺れる?揺れない?試乗会(1993)そして現れた カワイイ(・∀・)/「4両編成の0系こだま」【新幹線・東京~博多全通50周年(12)】

■「東海道・山陽新幹線」記念すべき2024年度 50年前に何があった?

来年3月10日で、東海道・山陽新幹線は「東京-博多全通50年」を迎えます。

RSK山陽放送(1953年創業)は71年に渡る放送の歴史の中で、新幹線に関わる数多くの貴重動画を保存していて、「RSKイブニングニュース・YouTubeチャンネル」では、再生リスト「新幹線・貴重映像大集合」にてそのうち38本の動画を公開しています。

RSK山陽放送では、38回シリーズ(予定)で、その内容を画像を交えてインターネット記事として紹介していきます。

12回目は「300系『のぞみ』山陽新幹線デビュー直前試乗会」(1993年3月4日放送)です。

■天井が「100系」より15cm低かった「300系」それでも…

「シリーズ・300系のぞみ」配信も今回で3回目。これまでは車庫に停まっていたり、外からボデーを眺めたり、でしたが...ついに「走る300系を体感できる」段階までやってきました。

山陽新幹線「のぞみ」デビュー2週間前、1993年3月4日のニュースです。さぁ、車内の揺れはどうなのか。。。令和のいまは「あの頃、どんなだったのか」と懐かしむ視点で見ていきましょう。

試乗するのは、コートを片手に紫色のダブルのスーツを身にまとった【画像(2)】RSKイブニングニュースの太田雅仁キャスター(当時)です。

試運転の車両を、ずずいと奥へ。よその社のカメラマンが座席の上に立っているーっ【画像(3)】!16号車なので、指定席の光景ですね。。。あ、この時は全車指定席でした。

このあと、今では見ることの出来ない、300系の車内や貴重な運転席の画像の数々が出て来ます。

その車内、当時の原稿によると、車内は天井が15cm低くなったそうです。でもシートや壁の色合いが落ち着いたトーンでまとめられたため、圧迫感は感じられないとのことです。デザインってすごい!

■走行中の運転席 カメラはじっくり過ぎるほど捉えていた 

お次は運転席です。画像などで、メーターがある運転席の「左側」はよく見る気がしますが、その「右側」もカメラは捉えていました。

こちらは物理的にもデザイン的にも狭そうな空間に、「ポリゴンのウサギの顔」のような謎の機器【画像(4)】と、「超正確そうな懐中時計」が置かれています。

この「ピザ4分の1切れ」みたいなスペースに卓上サボテンとか置きたい!窓ガラスを見たところ「F5編成」のようです。

その奥に写っているのは、今も変わらぬベネッセコーポレーション本社ビルです。当時はまだ「福武書店」でした。本当に蛇足ですが、かつて筆者は進研ゼミを受講し、かつて筆者の母親は赤ペン先生でした。