「川内まつり」で山車(やま)を運行する団体「壮和会」発足130年を迎え 初の山車の単独運行

AI要約

青森県むつ市の「川内まつり」で、団体発足130周年を記念して特別に山車を運行

住民たちは山車の運行に興奮し、雨の中でも盛り上がりを見せる

壮和会の会長は今後の活動に意欲を示し、花火と山車が共演するフィナーレを迎える

「川内まつり」で山車(やま)を運行する団体「壮和会」発足130年を迎え 初の山車の単独運行

毎年9月に行われる青森県むつ市の「川内まつり」で、地域を練り歩く山車(やま)。この山車を運行する団体が、2024年で発足から130年を迎えたのを記念して、単独での運行を行いました。

「川内まつり」に参加している仲崎町の運行団体「壮和会」は、1894年11月3日に発足しました。

14日は、2024年で団体発足から130年の節目を記念して高さ5mを超す仲崎町の山車「松竹丸」を特別に運行しました。

まつり以外で山車が運行されるのは、14日が初めてです。

住民たちは、囃子の音が聞こえてくると、家の前に出てきては、山車の運行に見入っていました。

住民は

「かっこよかった!」

「私はまつりが大好きなので、大変嬉しいです」

雨が降る場面もありましたが、無事に目的地の川内八幡宮へ到着しました。

壮和会 大山忍会長

「きょうで終わりじゃなくて、きょうがまた新たなスタートとして来年、再来年、これからの150年、200年に向けてがんばっていきたいと思います」

最後は打ち上げられた花火と山車の共演でフィナーレを迎えました。

5台の山車がむつ市川内町内練り歩く「川内まつり」は、9月14日と15日に行われます。