復興願い墓参り 氷見市営村上墓地

AI要約

氷見市朝日丘の市営村上墓地では、能登半島地震の被害で墓石が崩れたり倒れたりしている状況が目立つ。

地震後も墓じまいの届け出があるなど、被災地域の早期復興への願いと先祖への手を合わせる光景が広がっている。

260基の墓があり、約220基が被害を受けており、地元住民の心労と復興への道のりが伺える。

復興願い墓参り 氷見市営村上墓地

 旧盆の14日、能登半島地震で甚大な被害を受けた氷見市朝日丘の市営村上墓地で、家族連れらが続々と墓参りに訪れた。墓石が崩れたままだったり、ブルーシートに覆われたりした墓が目立ち、地元住民は早期の復興を願いながら、先祖の霊に手を合わせた。

 市によると、村上墓地には260基の墓があり、4月時点の概算調査では、約220基が揺れで墓石が倒れたり、ずれたりした。地震後、墓じまいの届け出は7件あった。