新潟県内で初の『豚熱』感染が確認された養豚場のブタおよそ450頭は15日夕方から処分

AI要約

新潟県新発田市の養豚場で豚熱が初めて確認された。

豚熱感染の結果、およそ450頭のブタが処分されることになった。

豚熱は人に感染しないが、対策が必要だとして県内全ての養豚場に注意喚起を行う。

新潟県新発田市の養豚場で飼育されていたブタで、豚熱の感染が確認されました。

県内の養豚場で豚熱が発生するのは初めてです。

県によりますと、県の下越家畜保健衛生所に「子ブタ12頭が死んだ」と13日に通報があり、14日に国の検査機関で検査した結果、豚熱に感染していることが分かったということです。

【新潟県 花角英世知事】

「これによりまして、本県で初めてとなる豚熱の防疫措置を行う必要があります」

新潟県内の養豚場で豚熱が発生するのは初めてで、国内では5月に岩手県の養豚場での発生以来93例目となります。

県では、感染のあった農場に対してブタの移動制限を指示するとともに、県内全ての養豚場に注意喚起を行い、15日夕方からは、感染が確認された養豚場で飼育しているおよそ450頭のブタの処分を始めるということです。

新潟県によりますと「豚熱は、ブタやイノシシの病気であり、人に感染することはない」ということです。